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インゴールへ転がったボールに、選手が胸から覆いかぶさる。手で持っていないけれど、これもトライになるの?
World Rugbyの第21条では、腰から首までの体の前面でボールを押さえる方法も、グラウンディングに含まれます。グラウンディングは、規則に沿ってボールを地面へ付けることです。
インゴールは、トライラインの向こう側にある得点のための区域。今回は15人制の本則で、攻撃側がそこでボールを地面へ付ける方法に絞って見てみよう。得点前の反則や、区域の外への接触などの条件は、合わせて確認します。
ボールを持っている場合と、押さえる場合の二つ
第21条1には、インゴールでのグラウンディングとして二つの方法が示されています。
| ボールをどう扱う? | 条文で示される方法 |
|---|---|
| 持っている | ボールを持ったまま、ボールを地面に触れさせる |
| 押さえる | 手、腕、または腰から首までの体の前面で、ボールを押し下げる |
胸で押さえる場面は、二つ目として見ることができます。手でしっかり持ち直したかだけを探すと、見落としてしまう動きもあるんだね。
ただし、近くへ倒れ込んだだけでなく、ボールを押さえたかまでが確認するところです。中継で重なって見えない場合は、別の角度の映像やレフリーの判断も追ってみよう。
第21条2では、拾い上げること自体はグラウンディングではない、とも定めています。ボールを取った瞬間から、そのあと地面へ付けるところまで続けて見るのがコツです。
同じ地面へ付ける動作でも、攻撃側と守備側を分けよう
第21条3は、攻撃側がインゴールでグラウンディングすればトライになるとしています。一方、自陣インゴールで守備側が行う場合は、第21条6のタッチダウンです。
タッチダウンは、守備側が自陣のインゴールでボールを地面へ付けること。ラグビーでは、攻撃側のトライと同じ得点名として使わないんです。
どちらの選手が押さえたのか。それが分かるように、ボールだけでなくユニフォームと攻める方向も合わせて見たいね。
条文の出典:World Rugby・第21条 In-goal。2026年10月21日に確認した公開条文です。
基本の得点や役割から読みたい人へ
『ラグビーのルール 超・初級編 増補改訂版』は、中野良一さん・木谷友亮さんによる2023年の入門書です。出版社の目次では、トライなどの得点から、反則やポジションへ進む構成が確認できます。
書誌と目次:ベースボール・マガジン社。基本を読む本として選び、現在の細かい条件は上のWorld Rugbyの条文と合わせてね。
次にボールへ胸から入る場面があったら、手に持ち直すところだけを待たず、どこで、誰が、何で押さえたのかを見てみよう。得点直前の一動作が、少し違って見えてくるね。