ラグビーのマークとは?キャッチで試合を止める、足・ボール・声の条件

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相手のキックをキャッチした選手が、その場で止まり、レフリーが笛。あれ、今のどこに反則があったの?

こんな場面では、「マーク」というプレーが認められた可能性があります。

自陣の22m(22メートル)区域やインゴール、自分たちのトライラインの奥にある得点エリアで、相手のキックを直接捕り、「マーク」と同時にコールする方法です。条件を満たせば試合が止まり、捕った側のチームへフリーキックという再開の機会が与えられます。

キャッチが上手だったから自動で止まる、という仕組みではないんだね。ここでは15人制の標準競技規則に沿って、足の場所、飛んできたボール、声の三つに分けて見ていこう。

目次

足が入っていればいい?ボールにも条件があります

World Rugbyの標準競技規則、第17条1の条件を整理します。

– 足:捕るとき、または空中で捕って着地するとき、少なくとも片足が自陣22mライン上か、その後方にある。
– ボール:相手のキックから来て、22mラインを真上に延ばした境界まで達している。地面やほかの選手に触れる前に直接捕る。
– 声:捕るのと同時に「マーク」とコールする。

空中で捕ってもよいし、両足がそろって地面に付いていることも条件ではありません。

一方で、足だけ区域内へ入れ、まだ境界まで来ていないボールへ手を伸ばした場合は、ボール側の条件を満たしません。映像を見るときも、足の位置だけで決めず、ボールがどこまで来たかを一緒に見てね。

出典:World Rugby・第17条1

キックオフからはできない。柱への接触は認められる

同じ場所へ飛んできたボールでも、キックの種類で扱いが変わります。試合開始などのキックオフや、得点後に試合を再開するキックからは、マークを行えません。

「22mの中で捕ったのに、なんで止まらない?」と思ったら、蹴られた直前まで戻ってみよう。どのキックから来たかも、条件の一つなんです。

もう一つ、ボールがゴールポストや横棒のクロスバーに当たってから捕る場合は、マークが認められます。もちろん、足の位置やコールなど、ほかの条件も必要です。

地面や人への接触と、ゴールの柱への接触。どれも同じ扱いにしないところが、見分けるポイントだね。

出典:World Rugby・第17条2〜4

再開のキックをするのは、基本的に捕った選手

正しくマークがコールされると、レフリーはすぐに試合を止めます。フリーキックを行うのは、マークをした選手です。

ただし、マークの際に負傷し、一分以内に蹴れない場合は、味方が代わって蹴ることができます。

再開する場所も、捕った場所そのものとは限りません。22m区域内なら原則としてマークの地点ですが、トライラインから少なくとも5m離れます。インゴールでマークした場合は、捕った地点から横へずらさず、フィールド側の5mライン上で再開します。

キャッチの地点から、選手が少し前へ出て蹴る場面があっても、その移動だけで反則と決めないでね。

出典:World Rugby・第17条5〜7

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2023年刊の入門書なので、現在の細かな規則は、今回のようにWorld Rugbyの公開規則と合わせて確認してね。旧版との取り違えを避ける本の識別番号、ISBNは9784583115764です。

出典:出版社の紹介・目次

次にキャッチから笛が鳴ったら、まず22mラインとの位置関係へ。ボールの来た道も追ってから判定を見ると、「捕ったのに走らない」の理由をつかみやすくなるよ。

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