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ラグビーの試合を見ていると、両チームの大きな選手たちががっちり組み合って押し合う場面がありますよね。あれが「スクラム」です。迫力があってかっこいいけれど、「何のために組んでいるの?」「レフリーは何て言っているの?」と、ふしぎに思った方もいるのではないでしょうか。この記事では、競技規則や入門書で紹介されている内容をもとに、スクラムのしくみと見どころを、やさしくまとめました。
この記事では、ワールドラグビーの競技規則や日本ラグビーフットボール協会の案内、ラグビーの入門書で一般に紹介されている内容の競技規則「スクラム」の一般的な解説をもとに、ラグビーのスクラムについて5つのポイントで整理します。後半の、はじめてのラグビー観戦で、スクラムを楽しむ見方は、この記事の提案です。
※この記事は、2026年10月時点でワールドラグビーの競技規則や日本ラグビーフットボール協会の案内、ラグビーの入門書で一般に紹介されている内容に掲載されている内容をもとにしています。この記事は、15人制ラグビーの一般的なスクラムのしくみを紹介したものです。競技規則は改正されることがあり、年代別や大会によってルールがちがう場合もあります。くわしくは、ワールドラグビーや日本ラグビーフットボール協会の公式情報で確かめてください。
この記事でわかることは、次のとおりです。
- ラグビーのスクラム 5つのポイント
- はじめてのラグビー観戦で、スクラムを楽しむ見方
スクラムってなに?
試合を再開する方法
スクラムは、軽い反則などで止まった試合を、再開するための方法のひとつです。
8人ずつで組む
15人制では、両チームのフォワード8人ずつが組み合います。
ボールを入れる
組み合ったあいだにボールを入れ、足でかきだして、ボールをうばいあいます。
押し合いも見どころ
力と技術がぶつかりあう、ラグビーならではの場面です。
| 位置 | 番号 | 主な役割 |
|---|---|---|
| フロントロー | 1・2・3 | 最前列で組む。2番フッカーがボールをかきだす |
| セカンドロー(ロック) | 4・5 | 前列を後ろから押す |
| バックロー | 6・7・8 | 後ろから押し、ボールが出たあとも動く |
| スクラムハーフ | 9 | ボールを入れる・取りだす |
ラグビーのスクラム 5つのポイント
1. 8人ずつで組む理由
フォワード8人が力を合わせることで、安定して押し合い、ボールをうばいあえるからだと説明されています。
2. クラウチ・バインド・セットの合図
レフリーの「クラウチ」「バインド」「セット」の合図で、組み合います。
3. まっすぐ入れるボール
スクラムハーフは、両チームのあいだに、まっすぐボールを入れることが求められます。
4. 反則の例
スクラムをくずす、早く組む、まっすぐ入れないなどが、反則の例として紹介されています。
5. 見どころ
押し合いの強さや、組むときの姿勢、ボールが出たあとの動きに注目すると楽しいです。
5つのポイント早見表
| ポイント | ワールドラグビーの競技規則や日本ラグビーフットボール協会の案内、ラグビーの入門書で一般に紹介されている内容の案内 |
|---|---|
| 8人ずつで組む理由 | 8人ずつ |
| クラウチ・バインド・セットの合図 | クラウチ |
| まっすぐ入れるボール | まっすぐ |
| 反則の例 | 反則 |
| 見どころ | 見どころ |
スクラムになるとき
ノックオン
ボールを前に落とす「ノックオン」のあとなどに、スクラムで再開されることが多いです。
スローフォワード
ボールを前に投げる「スローフォワード」のあとも、スクラムになることがあります。
ボールを入れる側
反則をしなかったチームが、ボールを入れる側になります。
選ぶこともある
反則によっては、スクラムを選んで再開できる場合もあります。
8人ずつで組む理由
力を合わせる
8人が一体になって押すことで、大きな力が生まれます。
姿勢を安定させる
たくさんの人数で組むことで、スクラムの姿勢が安定しやすくなります。
役割分担
前列、2列目、3列目で、それぞれちがう役割があります。
チームワーク
スクラムは、フォワードのチームワークがよく見える場面です。
クラウチ・バインド・セットの合図
クラウチ
「クラウチ」の合図で、前列の選手たちがかがんだ姿勢をとります。
バインド
「バインド」の合図で、相手の選手の背中や腕のあたりをつかみます。
セット
「セット」の合図で、両チームが組み合います。
安全のための合図
合図にそって組むのは、選手の安全を守るためだと説明されています。
まっすぐ入れるボール
スクラムハーフが入れる
ボールは、9番のスクラムハーフが入れます。
まんなかに
両チームの前列のあいだの、まんなかの線にそって、まっすぐ入れることが求められます。
フッカーがかきだす
2番のフッカーが、足でボールをかきだします。
後ろへ送る
かきだしたボールを、後ろの選手たちが足で送っていきます。
スクラムの反則の例
スクラムをくずす
わざとスクラムをくずす行為は、危険なので反則とされています。
早く組む
合図より早く組むと、反則になります。
まっすぐ入れない
ボールをまっすぐ入れないと、反則になります。
罰の種類
反則の内容によって、ペナルティキックやフリーキックがあたえられます。
フロントローの役割
1番と3番
プロップと呼ばれる1番と3番は、最前列で相手と組み合います。
2番フッカー
まんなかの2番は、ボールをかきだす役割をもっています。
首と肩
前列の選手は、首や肩に大きな力がかかるポジションです。
専門のポジション
フロントローは、専門の技術が必要なポジションだと言われています。
2列目と3列目の役割
ロック
4番と5番のロックは、前列を後ろからしっかり押します。
フランカー
6番と7番のフランカーは、スクラムの横から押し、ボールが出たあとすばやく動きます。
ナンバーエイト
8番は、スクラムのいちばん後ろで、ボールをあつかうこともあります。
次のプレーへ
3列目の選手は、スクラムのあとの攻めや守りにもかかわります。
スクラムの見どころ
押し合い
どちらのチームが前に押しているかに注目すると、迫力が伝わります。
姿勢
背中がまっすぐになった、きれいな姿勢にも注目です。
ボールの出方
ボールがどのように後ろへ送られ、だれが取りだすかを見てみましょう。
そのあとの攻め
スクラムのあと、どんな攻めにつながるかも見どころです。
7人制ラグビーのスクラム
3人ずつ
7人制ラグビーでは、スクラムは3人ずつで組むことが多いです。
スピード重視
7人制は、走るスピードが見どころの試合が多いです。
15人制とのちがい
15人制とくらべると、スクラムの迫力の出方もちがいます。
両方楽しむ
どちらの試合も見てみると、ちがいがわかって楽しいです。
安全への取り組み
合図の工夫
スクラムの合図は、選手の安全を考えて、改正されてきたと紹介されています。以前は、合図の言葉がちがった時期もあります。
年代別のルール
子どもや学生の試合では、押せる距離が決められているなど、安全のためのルールが加えられている場合があると言われています。
練習の大切さ
スクラムは、正しい姿勢を身につけるための練習が大切だと説明されています。
観戦するときも
安全のための工夫を知っておくと、観戦するときにも、スクラムを見る目が変わってきますね。
観戦をもっと楽しむ準備
選手の番号を覚える
1番から8番がフォワード、9番がスクラムハーフと覚えておくと、スクラムの場面がぐっと見やすくなります。メンバー表を見ながら観戦するのもおすすめです。
中継の解説
テレビや配信の中継では、解説の方がスクラムの状況を説明してくれることがあります。
スタジアムでは
スタジアムでは、スクラムの近くの席だと、組み合う音や声が聞こえて迫力があります。寒い季節は、ひざかけなどの防寒対策を忘れずに。
応援のマナー
相手チームへの敬意をもって応援するのも、ラグビーの文化として大切にされています。
スクラムで使われる言葉
バインド
選手どうしが、相手や味方の体をしっかりつかむことをバインドと呼びます。正しくつかむことが、安全で安定したスクラムにつながると言われています。
フッキング
2番のフッカーが、足でボールをかきだす動きのことです。
ターンオーバー
ボールを入れた側ではなく、相手チームがボールをうばうことを指します。スクラムでボールをうばう場面は、大きな見どころです。
ペナルティ
スクラムでの反則で、相手にキックの権利があたえられることがあります。
はじめてのラグビー観戦で、スクラムを楽しむ見方
ここからは、ワールドラグビーの競技規則や日本ラグビーフットボール協会の案内、ラグビーの入門書で一般に紹介されている内容の案内をもとにした、この記事の提案です。
番号を確かめる
メンバー表で、1番から9番の選手を確かめます。
合図を聞く
クラウチ・バインド・セットの合図に注目します。
押し合いを見る
どちらが前に押しているかを見ます。
ボールの行方を追う
ボールがどこへ出て、どんな攻めにつながるかを追います。
よくある質問
スクラムとは?
試合を再開する方法のひとつで、フォワードが組み合ってボールをうばいあいます。
何人で組む?
15人制では8人ずつです。
合図は?
クラウチ・バインド・セットです。
ボールはだれが入れる?
9番のスクラムハーフです。
ボールはどう入れる?
両チームのあいだに、まっすぐ入れることが求められます。
どんな反則がある?
スクラムをくずす、早く組む、まっすぐ入れないなどがあります。
いつスクラムになる?
ノックオンやスローフォワードのあとなどです。
7人制は?
3人ずつで組むことが多いです。
迫力のスクラムを、もっと楽しく見よう
ラグビーのスクラムは、フォワード8人ずつが組み合って、ボールをうばいあう、試合を再開するための方法です。クラウチ・バインド・セットの合図で組み、スクラムハーフがまっすぐボールを入れます。押し合いの迫力や、ボールが出たあとの動きに注目して、ラグビー観戦を楽しんでくださいね。